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現在、お米のソムリエ「5つ星お米マイスター」、「雑穀エキスパート」として、ご活躍の澁谷さんですが、 ―短大の英文科に在籍している頃から、お笑い好きが高じて、お笑い系イベントのお手伝いや楽屋掃除、チケットのもぎりをしていました。ある時、大学を卒業した方が、将来の可能性が広がるのではと思い立ち、関西の大学に編入し、卒業後は、SE(システムエンジニア)として就職しました。 SEとしての仕事は、午前1時まで仕事をして、そのまま焼肉を食べに行き、朝5時にお風呂に入るために自宅に戻り、また出社するというようなハードな生活でした。新しい事業の立ち上げにかかわっていたこともあって、楽しかったですね。でも、1年ほど経ってから、実家の父が体調を崩し、看病や家の手伝いが必要になり、退職して米屋を継ぐことにしました。 |
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全く畑の違う分野でのお仕事を始められたわけですが、うまくいきましたか? ―会社を辞めた後、父の健康を考えて食するようになった雑穀ですが、なぜか「雑穀は売れる」という直感がありました。米屋をするんだったら、「雑穀」をやりたいと周囲に話していたら、たまたま、当時船橋のららぽーとのフードコートにお弁当販売の店として入らせていただくことができて、それが私にとって店舗経営のスタートとなりました。 |
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世間にだんだん「雑穀」が知れ渡るようになってきたのですね。「雑穀エキスパート」としての活躍も、この頃からですか? ―プランタンに出店する直前に「雑穀エキスパート」という資格試験があることを知り、気楽な気持ちで受けたら合格。「雑穀エキスパートのいるお店」として、出店することができました。開店後は、雑穀を漢方のように、お客様の悩みに応じて雑穀をおすすめできたらと考え、「赤米は、冷え症にききますよ」などと、お客様に気になる症状をチェックしてもらって、それに合わせてブレンドするという試みを始めました。その後、プランタンも店内改装のため、閉店しましたが、現在は伊勢丹松戸店で「米処 結米屋(こめどころ ゆめや)」としてお米屋を、霞ヶ関と天王洲では雑穀米弁当を販売する店舗を運営しています。 従来の米屋のイメージを払拭し、「新しい米屋」を作りたいとおっしゃる澁谷さん。オリジナリティは、どのようにして生まれてきていますか? ―たとえば、お米を買うときは、OLの方の目線だったら「楽に炊ける方がいい」、「無洗米がいい」と、でも主婦の方だと「安心、安全」が一番大事という風に、同じ30歳でも視点が違うんですよね。私は、米屋の目線でしかものを見られないので、周りの人たちに意見を聞いてみたり、あるいは「こういう商品どう?」と持ってきてくれる、他の人の目線でのアイデアを大事にしています。 |
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定期的にお休みも取れないほどお忙しそうですが、息抜きはどのようにされていますか? ―ストレスがたまると、夜寝る前にお笑いのDVDをよく観ます。また、急に予定が空いたりすると、1人で映画を観ることが多いですね。友人とは、休みのタイミングがあわないので、約束して会うということができないのが残念なのですが。忙しすぎて体調を崩したこともあって、それ以降は、意識して休養する時間を持つようにしています。でも何と言っても、笑うのが一番気持ちいいですね。 お笑い歴の長い澁谷さん。「笑う」ことは、どんな効果があると感じていらっしゃいますか? ―息抜きにもなるし、笑い自体に癒してくれる効果があると感じます。男性は、年齢を重ねてダンディになれるけど、女性は若くないで終わってしまいがち。でも女性も若さでは得られない経験と笑い(3枚目)の要素があればより会って話したいと思ってもらえる気がするんですよね。 年齢のお話になりましたが、女性は、30歳を“節目”と捉える人が多いのですが、澁谷さんは、年齢を重ねることについてはどのように感じていらっしゃいますか? ―29歳になってから、急に周りが結婚、出産ラッシュ。さらに30歳になる前にはあったコンパのお誘いがパタッとなくなり、これはなんていう現象なんでしょう(笑)。私も、20代前半の頃は、若さが一つの大きな利点だと思い込みすぎていて、年を取るのが怖いなと思っていた時期がありました。でも、30歳になった今は、この年齢なりの楽しさもあることに、気付けたような気がしています。 現在、20~30代の女性の5星お米マイスターは、全国でも澁谷さん、お1人だとか。今後は、どのような活動をしていきたいですか? ―女性で、この年齢でという今の私に求められること、私にしかできないことを大事にしていきたいと思っています。現在は、松戸市内の保育園に雑穀を納めてブレンドをしたり、小学校で出張教室をしたりするなど、お米や雑穀への理解を深めてもらう活動もしていきたいです。 |
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